ダニの発生・繁殖原因
ダニはどのように発生する?
衣服やペットなどの付着から発生
ダニは基本的には外からやってくる場合が多いです。例えば、外出先のソファーからダニが衣服に付着したり、飼っているペットの毛先などに付着していたりすることがあります。外出をする以上、ダニが入ってくることは仕方ないため、どのようにダニの繁殖を抑えるかが大事になっていきます。
ダニが繁殖しやすい場所とは
高温・多湿の場所
ダニが最も繁殖する時期は主に7~9月と言われています。これはダニが高温多湿の場所を好むためです。具体的な温度と湿度で言うと、温度は20℃から30℃、湿度は60%以上で発生しやすくなります。
清掃が行き届いていない場所
ベッドや、ラグマットなどは日ごろまめに清掃をしないとダニが繁殖しやすい環境になります。特にベッドの上でお菓子などを食べると、食べカスがベッドに落ちてしまい、ダニがより一層繁殖しやすくなってしまいます。その他にも室内干しや加湿器といった家の中の湿度を高めることをした後も繁殖しやすくなります。
ダニが与える悪影響
ダニアレルギー(ハウスダスト)
ダニアレルギーの症状として主に、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみ、咳が当てはまります。重度になってくると呼吸器科に行って処方箋をもらう必要があります。花粉症などと違い一年中起こりうるので、こまめに清掃をする必要があります。
アトピー性皮膚炎
特に布団やソファーなどと言った体に面する家具にダニの死骸などが溜まっていると、アトピー性皮膚炎が引き起こされます。重症化すると皮膚科に行って診察を受ける必要があります。乳児から起こりうる病気であるため、ベビーカーやベビーベットはより一層注意を払って掃除をしましょう。