空き家解体の手順、費用、期間を詳しく解説

空き家解体工事の手順

空き家の解体の大まかな流れは以下の通りです。優良業者に依頼すれば、スムーズに終わらせることができます。

1.養生家屋に足場と囲いを設置する
2.屋根撤去
3.内装・設備撤去
4.解体・基礎解体
5.整地、清掃

すべて業者による作業ですが、ある程度の段取りは把握しておきましょう。所有者による近隣の方へ気遣いも大切ですし、クレームがあった際には業者の段取りを確認することもできます。

解体工事にかかる期間は？

業者に依頼する解体工事自体の期間は比較的短く、一般的な木造住宅の場合3日～10日ほどで完了します。屋内に残留物がある場合や庭の木々の整理があったり塀の取り壊しがある場合にはそれに応じて期間が延長されます。また、敷地面積が広大な場合はもちろん、狭すぎて通常の重機での解体が難しい場合も工事期間は伸びる傾向にあります。

解体業者選びで失敗しない３つのポイント

１．仲介業者ではないか

まずは、依頼しようとしている会社が自社で施工を行っている業者かどうか確認してみてください。下請けに流している仲介業者の場合、仲介料として本来支払う必要のないお金を払ってしまう可能性があります。また実際に工事するのが下請け業者の場合、こちらのリクエストがうまく伝わらない可能性もあります。

２．見積書が詳細に記載されているか

契約前には必ず見積書を作成してもらいます。中には「解体工事　一式」などの表記でまとめている業者も見受けられます。項目と金額がきちんと明記されている業者を選び、疑問に思うところがあればきちんと質問して確認してみてください。どんな小さな質問にも明確に答えてくれるようであれば信頼できる業者です。また、見積もりは数社から取り一番納得のいく業者に依頼してください。

３．担当者の対応が誠実か

解体業者を探すときはインターネットを利用するのが一般的だと思います。電話で問い合わせた際に初心者にも分かりやすく説明してくれるか、下見や見積もりの際に担当者の対応が誠実かどうかをしっかりチェックしましょう。また連絡がスムーズにとれるかどうかも工事の不安を取り除くための大切なポイントです。