ファンドの3種類を解説
ファンドには運用方針や目的によって、さまざまな種類が存在します。ここでは、投資初心者が特に知っておきたい3つのファンドについて、わかりやすく解説します。これらを押さえておくだけでも、投資への知識がぐっと深まりますよ。
ヘッジファンド
ヘッジファンドとは、投資先の価値がどちらに転ぼうとも利益が出るように運営をすることを目的とするファンドです。
もちろん100{fc46e2cb5b7227e03c3c4b0c95715aa47d6d5f03f0179fcebc13d6bd4e400bce}利益が出るわけではないのですが、価値が下がっても利益を追及できる、またあえて価値を下げることで個人投資家の儲けを減らし、ヘッジファンドの儲けを増やすような資産の運用をしていきます。この手法を用いるため、外貨への投資や先物取引への投資も積極的に行うのがヘッジファンドの特徴の一つです。
ファンドラップ
通常、投資信託やファンドでは、それぞれの運用方針があらかじめ決められており、投資家は自分に合ったものを選んで購入します。しかしファンドラップは、投資家自身の考えや資産状況など事前に相談した上で、個別に運用方針を決定していきます。このような投資家ごとに適した運用スタイルを採るのが、ファンドラップと呼ばれる金融商品です。
インデックスファンド
インデックスファンドとは、経済ニュースでよく聞かれるTOPIXや日経平均株価などの株価指数と同じような値動きを目指し、運営を目的とするファンドです。
株や投資信託は、何千もの銘柄から有望な投資先を選びます。そのため、初心者には少しハードルが高いです。その点インデックスファンドは日経平均株価などの株価指数と似た動きをするシンプルな商品なので、投資先選びにかかる手間が減ります。
このように、非常に考え方がシンプルであり、どのファンドを選ぶか迷ったときには選びやすいと言えるのです。