自宅や会社の固定電話にかかってきた電話を、スマートフォンで受けられたら便利だと感じることはありませんか。また、スマートフォンから固定電話番号を使って発信したい場合もあるでしょう。実際に、専用のアプリや電話サービスを利用することで、スマートフォンと固定電話を連携できる仕組みがあります。ただし、アプリを入れるだけで、現在使用している固定電話番号がそのまま使えるわけではありません。この記事では、固定電話アプリの仕組みや利用条件、導入時の注意点を解説します。

この記事の目次

  • 固定電話をスマホで使うことはできる?
  • 固定電話とスマホを連携する主な方法
  • 固定電話番号を使って発信する仕組み
  • サービス選びで確認したい料金と条件
  • 利用する際の注意点

固定電話をスマホのアプリで利用できる?

スマートフォンと固定電話を連携するサービスを利用すれば、固定電話にかかってきた着信をスマートフォンで受けたり、対応するサービスでは固定電話番号を使って発信したりできます。

こうした機能は、企業向けの電話サービスなどで提供されています。例えば、NTT東日本の「ひかりクラウドPBX」では、専用アプリを使用することでスマートフォンを内線端末として利用し、対応する契約のもとでオフィスの電話番号による発着信ができます。

ただし、固定電話番号の利用には回線契約や設備、サービスへの申し込みが必要です。電話アプリをダウンロードするだけで、任意の固定電話番号を自由に使えるわけではありません。

固定電話への着信をスマホで受ける方法

固定電話への着信をスマートフォンで受ける方法としては、主に転送サービスやクラウド電話サービスなどがあります。

転送サービスは、固定電話にかかってきた電話を指定した携帯電話番号などへ転送する仕組みです。サービスによっては、転送時の通話料金が契約者側に発生します。

一方、クラウドPBXなどは、インターネット上の電話システムとスマートフォンの専用アプリを連携させて、内線や外線通話を利用する仕組みです。

スマホから固定電話番号で発信する方法

対応するクラウドPBXサービスでは、スマートフォンから会社の固定電話番号を使って発信できます。

例えば、外出先から取引先へ連絡する際にも、個人の携帯電話番号ではなく会社の代表番号などを利用できる場合があります。

ただし、発信者番号として表示できる番号は、サービスや契約条件によって決められています。使用できる番号や利用地域、既存番号を引き継げるかどうかを事前に確認する必要があります。

固定電話をスマートフォンで利用する仕組みには複数の種類があります。次のページで、それぞれの違いを整理します。