住宅ローンを借り換える手順と比較前に準備するもの
住宅ローンの借り換えは、新しい金融機関から住宅ローンを借り、その資金で現在の住宅ローンを完済する手続きです。金利を比較する前に現在の契約内容を整理しておくと、シミュレーションの精度が上がります。
最初に現在の住宅ローンを確認する
まず、現在の借入残高、適用金利、残りの返済期間、毎月返済額、金利タイプを確認します。加えて、現在の金融機関で全額繰上返済するときの手数料や手続き方法も確認しておくとスムーズです。
返済予定表、残高証明書、金融機関のインターネットサービスなどから確認できる場合があります。
複数の住宅ローンで借り換えを試算する
条件が分かったら、銀行などが提供する住宅ローンシミュレーションを利用して比較します。三菱UFJ銀行やauじぶん銀行、PayPay銀行など各金融機関で借り換え向け商品が案内されています。
この段階では「現在より金利が低いか」だけでなく、借り換え後の毎月返済額、完済までの総返済額、事務手数料、団信の条件まで確認します。変動金利と固定金利の両方を試算すると、返済方法の違いも把握しやすくなります。
事前審査・本審査を経て契約する
借り換え先が決まったら、一般的には事前審査、本審査、契約という流れで進みます。金融機関によって必要書類は異なりますが、本人確認書類、収入を確認する書類、現在の住宅ローンに関する書類、購入した住宅に関する書類などの提出を求められることがあります。
借り換えでも審査が行われるため、希望した金額や金利で必ず借りられるとは限りません。年齢、年収、勤務状況、物件、現在の借入状況などをもとに金融機関が判断します。
新しいローンの実行と現在のローンの完済を行う
契約後は、新しい金融機関から融資された資金で現在の住宅ローンを全額返済します。あわせて、現在設定されている抵当権の抹消と、新しい金融機関の抵当権設定などの登記手続きが必要になります。
司法書士への報酬や登録免許税などが発生する場合があるため、借り換え後の返済額だけでなく、手続きに必要な費用を含めて資金を準備します。
借り換えは金利差があれば自動的に有利になるものではありません。最後に、手数料や団信、住宅ローン減税など、契約前に見落としやすいポイントを整理します。

