ソニー生命のSOVANIを月3,000円で続ける考え方
ソニー生命のSOVANIを月額3,000円で始める場合、まず「自分が払い込む保険料の総額」と「運用後の積立金・年金額」を分けて考えることが重要です。変額個人年金保険では、この2つは同じ金額にはなりません。
月3,000円の払込総額を先に確認する
運用による増減や保険料変更を一切考えず、毎月3,000円を払い続けた場合の単純な払込総額は、10年で36万円、20年で72万円、30年で108万円です。これはあくまで保険料の累計であり、将来受け取れる金額を示すものではありません。
- 10年間:3,000円×12か月×10年=36万円
- 20年間:3,000円×12か月×20年=72万円
- 30年間:3,000円×12か月×30年=108万円
実際の積立金は、選んだ特別勘定の運用実績と各種費用の影響を受けます。毎月同じ保険料でも、株式や債券の値動き、為替相場、運用期間によって結果が変わるため、払込総額だけから将来の年金額を逆算することはできません。
「月3,000円=3,000円すべてを運用」ではない
平準払では、特別勘定へ繰り入れる際に保険料の3.0%が保険契約の締結に要する費用として控除されます。さらに積立金から契約維持や災害死亡保障に関する費用が差し引かれ、投資信託を利用する特別勘定では信託報酬等もかかります。
そのため、運用成績が横ばいでも払込保険料の累計と積立金額が同額になるとは限りません。少額で始めやすいかどうかと、費用控除後にどの程度の運用成果が必要になるかは、別の論点として確認するのが適切です。
他の資産形成方法と比べるときの視点
SOVANIは生命保険として死亡給付を備えながら、年金受取を目的に特別勘定で運用する商品です。NISAのような投資制度やiDeCoのような私的年金制度とは、税制、途中で資金を使える範囲、保障の有無、費用の構造が異なります。
比較するときは「最低投資額」だけでなく、老後資金を何歳から受け取りたいか、途中で保険料を見直す可能性があるか、保障も持ちたいか、価格変動をどこまで許容できるかを揃えて考えると、自分に合うか判断しやすくなります。
次ページでは、相談から申し込みまでの流れと、契約後にできる保険料変更や年金の受け取り方を確認します。

